年金・保険・高齢者賃金よろず相談室

社会保険労務士 中野事務所 

 

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福岡県の社会保険労務士の中野です。年金・保険相談受け賜っております。高年齢雇用継続給付、在職老齢年金の併給調整を考慮した60歳以降の最適賃金計算いたします。

 

現在加入している保険のことを理解していますか?

加入するとき十分検討せずなんとなく加入し毎月お金が引き落とされている、という方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

厚生年金・国民年金・健康保険など公的な保障をしっかり理解することによって

どのような保険に加入すればよいかが見えてきます。

 

その手助けになればと思ってます。

 

 

♪ よくある質問 ♪

  1. 生命保険は本当に必要でしょうか。

  2. 死亡保障はいくら必要でしょうか。

  3. 老後保障はいくら必要でしょうか。

  4. 医療保障はいくら必要でしょうか。

 

 

 

質問に対する回答


1.生命保険は本当に必要でしょうか。

 

 

★★ 質問を理解するための前提となる知識 ★★

 

・生命保険でできることは?

 

1.死亡保障・・・家族の死亡に対する収入の減少と葬儀費用に備える

 

2.医療保障・・・入院などの医療費と収入の減少に備える

 

3.老後保障・・・老後の収入の減少に備える

 

4.介護保障・・・老後の介護費用に備える

 

  基本的にこの4つです。(生命保険でできる4つの保障)

 

 

(注意点)

自分にとって何が必要なのかを意識することで無駄な保険に加入することがなくなります。

 

 

 

 

・社会保険で準備されていることは?

 

1.死亡保障・・・遺族基礎年金(国民年金)、遺族厚生年金(厚生年金)、遺

族保障給付(労災保険)、埋葬料(健康保険)など


2.医療保障・・・療養給付(各種健康保険)、入院時の食事代(各種健康保    険)、高額の療養費(各種健康保険)、病気は怪我での休業(各種健康保   険)、業務中の怪我治療費(労災保険)など

 

3.老後保障・・・老齢基礎年金(国民年金)、老齢厚生年金(厚生年金)

 

4.介護保障・・・介護サービス(介護保険)

 

(注意点)

生命保険って、公的機関で保障されていない部分加入することが大切です。

その為には既に準備されている保障を調べる必要があります。

 

公的保障の概要は以下で説明しています。

参考にしてください。

 

 

 

・社会状況は?(保険は長期にわたる保障です。将来のことを想像することが大切です。)

  1. 日本の人口構成・・・少子高齢化

  2. 平均寿命・・・女性は

  3. 雇用状況・・・終身雇用制の崩壊

  4. 国、地方の財政・・・国債、地方債の残高の増大など財政はひっ迫

 

 

(回答)

保険は必要かそうでないか結論ありきでなく具体的に本当に必要かどうか考えることです。

 

(基本的な考える手順)

 

1.生命保険でできる4つの保障を具体的にいつからいつまでいくら必要かを  計算する。

 

 

2.社会保険ですでに準備されている額を計算する。

 

 

3.保険以外で準備できる額を計算する。

 

 

4.1から2・3で計算された額を控除し保険の加入額を計算する。

 

 

5.具体的な保険商品を比較検討する。

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2.死亡保障はいくら必要でしょうか。



★★ 質問を理解するための前提となる知識 ★★

 

・人生の5大資金って何?

 

1.毎日の生活費(食事代、被服費、光熱費、住居費など)

 

2.教育費(学校教育終了までの教育関連費)

 

3.葬儀費用

 

4.住居費(持ち家の場合は住宅ローンの残金、賃貸の場合家賃の額)

 

5、緊急予備費(借り入れなど)

 

 

 

・公的制度から支給される遺族保障は?

 

国民年金の遺族基礎年金は?

 

(支給対象)

子のある妻 又は子

 

(年金支給額)

妻+支給対象の子(1人)  792,100 + 227,900 =1,020,000

 

妻+支給対象の子(2人)  792,100 + 455,800 =1,247,900

 

妻+支給対象の子(3人)  792,100 + 531,700 =1,323,800

 

 

支給対象の子(1人)     792,100

 

支給対象の子(2人)     792,100 + 227,900 =1,020,000

 

支給対象の子(3人)     792,100 + 303,800 =1,095,900

 

 

子は、被保険者の死亡当時に、まだ18歳に達する日以後の最初の3月31日を迎えていないこと。また、1級・2級の障害の状態にある場合は20歳未満であること。

 

 

 

厚生年金の遺族厚生年金は?

 

(支給対象)

生計を維持されていた配偶者・子・父母・孫・祖父母です。

配偶者・子が第一順位で、以下父母→孫→祖父母の順です。

先の順位の人が支給を受けたときは、後の順位の人は支給を受ける資格がありません。

夫・父母・祖父母の場合は、被保険者の死亡当時に55歳以上であること。支給は60歳からです。

子・孫の場合は、被保険者の死亡当時に、まだ18歳に達する日以後の最初の3月31日を迎えていないこと。また、1級・2級の障害の状態にある場合は20歳未満であること。

 

(年金支給額)

老齢厚生年金の額 ×  3/4(被保険者期間が300月未満の場合300月で計算される。)

 

 

健康保険から支給される埋葬料は?

 

(支給対象)

健康保険の被保険者及び被扶養者

 

(支給額)

亡くなった方が被保険者の場合、一般的に標準報酬月額、被扶養者の場合、一般的に10万支給される。

 

 

(回答)

死亡保険金は具体的に計算することです。(あまり考えたくないことですが。)

 

人生の5大資金の合計 −(公的な遺族年金+大切な方がなくなった後の収入)=死亡保険金

 

例えば、

人生の5大資金の合計が8千万、公的な遺族年金5千万、配偶者の勤労収入2千万の場合、死亡保険金は。

 

8千万 − 5千万 − 2千万 =1千万となります。

 

単純な計算ですが、無駄な死亡保険金を掛けることなく月々の保険料を減額できる可能性があります。


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3.老後保障はいくら必要でしょうか。

 

 

★★ 質問を理解するための前提となる知識 ★★

 

・老齢基礎年金の計算式は?

 

792,100円 × 保険料納付済期間/480月 で計算されます。

(免除期間、480月の例外有)

 

 

 

・老齢厚生年金の基本となる計算式は?

 

平成15年3月以前

平均標準報酬月額 × 7.125/1000 ×被保険者の月数 × 1.031 × 0.985 @


(平均標準報酬月額は、平成15年3月以前の各月の標準報酬月額の総額を被保険者期間で除して得た額です。)


平成15年4月以降
平均標準報酬額 × 5.481/1000 ×被保険者の月数 ×1.031 × 0.985 A


(平均標準報酬額は、平成15年4月以降の各月の標準報酬月額と標準賞与の総額を被保険者期間で除して得た額です。)

@ + Aが老齢厚生年金額です。

 

 


・60歳以上の最低日常生活費月間平均は?

 

1.食料費・・・63,000

2.住居費・・・15,000

3.光熱費・・・20,000

4.交通費・・・25,000

5.教養娯楽費・・・28,000

6.保健医療費・・・16,000

7.家具家事用品・・・10,000

8.その他・・・73,000

 

合計は250,000です。

 

旅行、レジャーなどのゆとりのための上乗せ額は、プラス10万ぐらいと考えます。

 

 

平均寿命は?

 

男性の平均寿命は79歳。女性の平均寿命は85歳です。

平均寿命をもとに老後の保障額を計算します。


ある年齢からの平均寿命を平均余命といいます。

これを調べることも大切です。

 

(回答)

セカンドライフの生活費総額 + 住宅ローン・結婚資金援助などの総額 = 支出総額

公的年金の受取り総額 + 退職金・企業年金の総額 = 収入総額

 

支出総額 - 収入総額 = 自助努力の目標額


老後保障は基本的にはこの計算式で計算されます。

 

自助努力の目標額を準備ために預貯金と同時に保険も有力な手段です。

 

貯蓄性のある保険は終身保険、養老保険が代表です

 

 

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